今までにないカメラが飛び出す!OPPOの Find Xとは?

最近のスマートフォンは、いかにして画面占有率を100%に近づけられるか、といった点に焦点を充ててデザインされています。画面を最大限に広げてディスプレイを搭載するためには、端末上部のベゼル部分に搭載されているフロントカメラや各種センサーを小さくする必要があります。そして、なるべく省スペースにおさめたところにノッチを収めて、画面占有率を上げていくのです。


しかし、今回ご紹介するOPPOの「Find X」は他社メーカーが切磋琢磨して考えている画面占有率の上げ方とは全く異なる視点からデザインしています。ノッチを採用することで、画面占有率を上げる、という手法ではなく本体内部に搭載されているカメラを外にだし、飛び出す仕掛けにしたのです。確かに画面全体を遮っていたカメラをなくすことで、本当の意味でのフルビューディスプレイを実現しています。


Find Xのカメラが飛び出す、という機能は非常にインパクトが大きいですが実際に使い勝手や操作性には問題がないのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。それでは詳しくみていきましょう。


実際にノッチがあるスマートフォンと比べてみると、Find Xのディスプレイはフレームを遮るものがないため、見た目も非常に美しいです。特にネットショッピングをしたり、写真や動画を閲覧する際に画面いっぱいに情報が広がるため、全画面表示の恩恵を非常に大きく受けています。


ネットで検索したり、調べものをする時にもノッチがないため、一画面に表示できる情報量が大きく変わってきます。


更に手に持った時に角が一切ない全体的にカーブしたデザインになっているため、手によく馴染みます。画面は6.4インチのフルHD+の有機ELディスプレイを搭載しているため、大画面ではありますが手にフィットするため非常に操作しやすいです。本体にはグラデーションカラーになった美しいデザインが搭載されているので、光によって見える輝きが違います。全体的に高級感あふれるデザインとなっています。重量は186gなので、初めて手に持った時はずしっとした重たい印象でありますが、6.4インチのディスプレイであれば他社製品と比較してもこのくらいの重さなので気になりません。


そして最後にフロントカメラですが、モーターで押し上げる仕組みになっており起動する時に若干音がなりますがそれほど気になりません。カメラの起動からカメラUIに切り替わるまでの時間もわずか0.4秒と非常に高速です。撮りたい、と思った瞬間を逃さずさっと撮影できる点は他のスマートフォンのカメラとほとんど変わらないので安心してくださいね。


2020年夏にはFind X2の発売も控えているので、是非楽しみにしましょう。飛び出すカメラのFind X、是非手に取って試してみてはいかがでしょうか。