ベンチマークスコアが70万を超える「Xiaomi Mi 11」

海外のスマートフォンは安いだけでなく性能もよい・・・と言われていますが、このようなレビューだけで具体的な数字を載せていないケースはよくあります。そこで今回は、海外のスマートフォンの中でも人気が上がってきている「Xiaomi」を用いて、どれほどのコストパフォーマンスを誇るのか検証していきます。

そもそもXiaomi Mi 11は、「Mi 10の後続モデル」として提供されているハイスペックスマートフォンです。Xiaomi Miシリーズは、Xiaomi Mi 9の時点でベンチマークスコアが40万を超えるモンスタースペックなのですが、Xiaomi Mi 11は「チップセットにSnapdragon 888を搭載」しているだけでなく、その性能を大いに引き出しているため「AnTuTuベンチマークスコアが70万ほど」という、他のハイスペックスマートフォンとは比較にならない性能を持ちます。

しかしXiaomi Mi 11は、「コストパフォーマンスが特別高いわけではない」ので注意してください。コストパフォーマンス抜群なモデルはXiaomi Mi 9で、Xiaomi Mi 11はベンチマークスコアで評価を得ているモデルとなります。

Xiaomi Mi 11のスペックですが、「動作環境がSnapdragon 888、RAMは8・12GB、AnTuTuベンチマークスコアで70万をマーク、内部ストレージは128・256GB、ディスプレイサイズは6.81インチの解像度3200×1440のQHD+(有機EL)」です。この手のハイスペックスマートフォンは、カメラやバッテリー容量がよくない・・・こともあるのですが、Xiaomi Mi 11は、「カメラが背面10800万+1300万+500万画素の前面2000万画素、バッテリー容量は4,600mAh、重量は196g」のため、こちらもまったく問題ありません。

Xiaomiのスマートフォンとして人気のものには「Xiaomi Mi Mix 3」もありますが、こちらはベンチマークスコアが優秀、コストパフォーマンス抜群というわけではありません。

しかしXiaomi Mi Mix 3は、「チップセットにSnapdragon 845を搭載」しているモデルで、AnTuTuベンチマークスコアは30万前後をマークしています。Xiaomi Mi Mix 3は手動カメラと呼ばれるカメラも存在し、こちらは「スライドカメラによってレンズが内蔵されている」仕組みになっています。

Xiaomi Mi Mix 3は、このような機構のおかげで「画面占有率が93.4%と高く」、そのため、コストパフォーマンスとは別のところで再評価されることがよくあります。しかもXiaomi Mi Mix 3は、「Band19対応モデル」なので、Xiaomi Mi Mix 3はdocomo回線を使えるスマートフォンです。