評判がそこそこのXiaomiスマホを徹底検証

Xiaomiのスマートフォンは安くてハイスペックなものが多いです。しかし、Xiaomiのスマートフォンの中には、いまひとつ人気が高くないモデルもありますので、そんなモデルを1つずつ紹介していこうと思います。

人気がそこそこのXiaomiスマホその1は「Xiaomi Mi 9 SE」です。海外のスマートフォンではよく見かけるSEを冠するスマートフォンなのですが、他のスマートフォンより片手で操作するのが楽なため、こちらを気に入ってXiaomi Mi 9 SEを購入される方が一定数います。

ただしXiaomi Mi 9 SEは、「チップセットにSnapdragon 712を搭載」しているだけのモデルなので、Xiaomi Mi 9に比べてベンチマークスコアも高くありません。Xiaomi Mi 9であればベンチマークスコアで40万を超えるのですが、Xiaomi Mi 9 SEは、「AnTuTuベンチマークスコアで20万前後」となっています。

このようにハイスペックさが強調されやすいXiaomiのスマートフォンでも、よく調べてみると性能が平均的なものはよく見つかるのです。

Xiaomi Mi 9 SEのスペックですが、「動作環境がSnapdragon 712、RAMは6GB、AnTuTuベンチマークスコアで20万をマーク、内部ストレージは64・128GB」となりますので、価格帯が約30,000円であることを考慮すると、それほどオススメできないモデルとなります。

似たようなXiaomiのスマートフォンでは、「Xiaomi Mi 9T Pro」もオススメすることが難しいです。

Xiaomi Mi 9T Proは「収納式カメラ搭載」のモデルなのですが、インド向けモデルの「Redmi K20 Pro」と同じ端末として有名です。Xiaomi Mi 9T Proは、「チップセットにSnapdragon 855を搭載」しているモデルで、AnTuTuベンチマークスコアでは約40万をマークしている・・・のですが、同価格帯にはより優秀なスマートフォンもあるので、コストパフォーマンスが特別高いわけではありません。

Xiaomi Mi 9T Proのスペックですが、「動作環境がSnapdragon 855、RAMは6GB、AnTuTuベンチマークスコアで40万をマーク、内部ストレージは64・128GB、ディスプレイサイズは6.39インチの解像度2340×1080でFHD+(有機EL)採用」のモデルとなります。

Xiaomi Mi 9T Proの長所ですが、それはカメラやバッテリー容量に余裕があるところです。Xiaomi Mi 9T Proのスペックを確認すると、「カメラが背面4800万+1300万+800万画素の前面2000万画素、バッテリー容量は4,000mAh、サイズは156.7x74.3x8.8mm、重量は191g」となりますので、国内のスマートフォンと比較して優れている特徴があります。