Androidスマホは、普通に撮影していてもプロのように美しい写真が撮れます。しかし設定を変えていくことで、さらに納得のいく理想的な1枚に仕上がるでしょう。ここでは、Androidスマホで写真がきれいに撮れるための設定やコツについてお話ししていきます。
●写真をきれいに撮影する設定
①グリッドライン表示
グリッドラインは、写真の構造を決めるための線のことです。グリッドラインがあれば被写体をうまく中央に配置できたり、右左に寄せたり、イメージ通りに仕上げやすいです。補助線として使えば、バランスの良い写真が撮影できるでしょう。
②HDRを有効にする
HDRとは、ハイダイナミックレンジのことです。これを有効にすることで、どのような環境においても自然な色合いと繊細さを保って写真撮影できるようになるのです。例えば晴れている屋外だと、明るくなりすぎて白飛びしたり逆に顔だけ暗くなったり、してしまいますよね。HDRを有効にしていれば、環境によって写真に差が出なくなるのです。肉眼で見た状態と近い写真が残せます。
③シーン最適化機能
最近のAndroidスマホは、シーン最適化機能というのが搭載されています。これを活用すれば、自動的に最適な設定が行われるのです。環境や顔の表情などを認識、美肌にしてくれたり、肌の質感を整えてくれます。夜ならば夜景モードに切り替わりますし、料理写真ならば美味しく見えるようにふんわりとして優しい印象に仕上げてくれます。初心者で、Androidスマホのカメラ設定をどうすればいいかわからないような場合は、まずはシーン最適化機能から使ってみましょう。
④手ぶれ補正機能を使う
手ぶれ補正機能は、有効にしておきましょう。せっかく良い写真が撮れても、後から見返してブレていたら台無しです。最近のAndroidカメラの手ぶれ補正機能は大変優秀なので、ちょっと動いてしまった位ではブレません。スマホ用三脚を使う必要もないので、便利です。
⑤カメラの解像度を最大にする
カメラの解像度を最大にすることで、より鮮明で色鮮やかな写真撮影が可能です。設定方法は簡単で、まずは設定メニューを開きましょう。写真サイズを確認して、高いメガピクセルにすればいいです。これで、解像度が最大値まで上がります。
⑥夜景モードを使う
暗がりや夜の撮影は、夜景モードを使ってください。これまでのスマホでは、星空や花火がうまく撮影できませんでしたね。夜間の景色やポートレートも、真っ暗で同様です。夜でも夜景モードを利用すれば、明るく色鮮やかな写真撮影が可能。本来のカメラ撮影の場合、暗がりではブレやすいですが、夜景モードを使えばブレのない綺麗な写真が撮れます。
⑦逆光補正モード
逆光写真は、被写体が暗く写ってしまってうまく撮影できません。Androidスマホの場合、逆光補正モードを使いましょう。逆光でも被写体の露出が自動で調整されて、暗くて見えないなんてことはなくなります。