iPhone/iPadで使用できる「Share Play」ってどんな機能なの?

iPhoneiPadなどApple社のデバイスを使って友人や家族とFaceTimeアプリでビデオ通話をしながら映画や音楽コンテンツを同時に楽しめる「Share Play」という新機能をご存知ですか?ここではあらたに登場した新機能「Share Play」の魅力や使い方をご紹介しましょう。

【Share Playってどんな機能なの?】
Share Playとは、iPhoneiPadの標準アプリである「Face Time」を用いたビデオ通話内で、映像や音楽を通話相手と共有しながら楽しめる新機能です。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、遠方の友人や家族と会いにくくなり、オンラインで楽しい時間を過ごせる機能として、Apple社が2021年の開発者会議「WWDC21」で発表したものです。

iOS15.1、iPadOS15.1、tvOS15.1からShare Playが使えるようになっており、今後macOSにも対応が拡大するそうです。Share Playを楽しむためにはFace Time通話の参加者が全員該当するバージョン以上のOSを搭載するデバイスを使用しているということが条件となります。


【Share Playを楽しむ方法とは?】
次にiPhoneiPadでShare Playを始める方法をまとめてみましょう。

1、Face Timeアプリを起動してビデオ通話を開始する
2、通話相手との接続が完了したら、Apple TVやApple MusicなどSharePlayに対応するアプリを立ち上げる
3、コンテンツ再生を開始すると、デバイス画面上部にShare Playの利用を促すポップアップが表示される
4、そのポップアップをタップするとShare Playが自動的にスタートする


ちなみにApple TVやApple Musicなどのコンテンツをシェアしながら視聴するには、Face Time通話の参加者同士が各サービスのサブスクリプションに登録している必要があります。登録のないユーザーに関しては、コンテンツのトップページとサブスクリプションのお知らせが表示されます。

【Share Play中は色々な再生方法が選べる】
Share Play中は通話に参加する全てのユーザーのデバイスで再生が同期されます。ネットワークの状況にも左右されるものの、音楽や動画コンテンツに関しては各自のデバイスでほぼ同期がずれることなく再生が可能です。同じドラマの場面を見ながら友人と見ている場面がずれてしまう…ということはありません。

またShare Playに対応するコンテンツは、再生中に参加者それぞれのデバイスから再生操作が可能です。またFace Timeアプリの画面に表示される「Share Playを終了」をタップすると、自分だけもしくは全員に対してコンテンツの再生が停止されます。コンテンツの再生を停止してもFace Time通話に関してはそのまま続けて行えます。

【Share Playは画面共有もできる】
Share Playには、Face Time通話に参加するユーザーに対してiPhoneiPadの画面をまるごと相手に見せることができる「画面共有」の機能も付いています。例えば友人と一緒にオンラインショッピングを楽しむこともできますし、iPhoneで撮影した写真を友人にお披露目するといった楽しみ方があるでしょう。YouTubeの画面共有をすれば、お気に入りの動画を友人と一緒に鑑賞することもできますね。ちなみにShare Playでは、NetflixAmazonプライム・ビデオのコンテンツは利用することはできません。

 

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