iPhoneには撮影した写真の前後1.5秒ずつを動画でも保存できる「Live Photos」という機能があります。このLive Photosには3つのエフェクト「ループ」「バウンス」「長時間露光」があるのをご存知ですか?
ここではLive Photosのエフェクトについてまとめてみましょう。
【Live Photosエフェクトの選び方とは?】
Live Photosで撮影した画像には、エフェクトを加えることができます。Live Photosで撮影した画像にエフェクトを加える方法は以下の通りです。
1、[写真]アプリを開く
2、[Live Photos]で撮影した画像を表示する
3、画面を下から上へスワイプする
4、オリジナル画像の[Live]と一緒に[ループ][バウンス][長時間露光]のエフェクトメニューが表示される
5、好きなエフェクトを選ぶ
【Live Photosの3つのエフェクトとは?】
Live Photosの3つのエフェクトの特徴をまとめてみましょう。
<動画を繰り返し再生するループ>
1つ目のエフェクトは「ループ」です。ループでは撮影した3秒間の動画を繰り返し再生するエフェクトになります。同じ動きをする被写体を撮影した時におすすめのエフェクトです。炎がメラメラ揺れ動く焚火や、滝の水など動きのあるLive Photosがさらに臨場感あふれるものになるでしょう。またビールやサイダーなど炭酸の泡をも上手く表現できますよ。動画で残しておくとデータ容量が重たくなってしまいますが、Live Photosであれば動画に比べるとデータ容量が小さいので、ストレージ容量を気にせずに撮影できるでしょう。
<再生・巻き戻しを繰り返すバウンス>
動画の再生と巻き戻しを何度も繰り返すエフェクトが「バウンス」です。このバウンスは大きな動きがある被写体を撮影した時におすすめで、効果的です。例えばプレゼントを開けた時、お弁当や重箱の蓋を開けた時などにこのバウンスのエフェクトを使うと、開け閉めを繰り返す写真になるため開けた時の驚きや感動を何度も味わえるでしょう。
<印象的な写真に仕上がる長時間露光>
長時間露光は一眼レフのカメラで撮影したような印象的な写真に仕上がるエフェクトです。長時間露光はシャッタースピードを遅くした効果が得られます。例えば噴水の吹き出す水を長時間露光でエフェクト加工すると、動いている水がぶれるのでまるで流れているように見えるのです。単なる静止画に比べて、長時間露光の方が綺麗な写真になるでしょう。また写真に歩いている人が写ってしまう場合には、長時間露光を使うことで邪魔になっている人を消すことができます。その場にとどまっている人は写ってしまうものの、歩く速度の人であれば消すことができます。イルミネーションなど人が多くいる場所などでLive Photosを使って撮影した際には長時間露光のエフェクトを使うことで、素敵な写真に仕上がるでしょう。
【Live PhotosをiPhone・Androidに送付する方法とは?】
Live Photosで撮影した写真に関しては、スマホに送ることができます。ここではiPhone、Androidそれぞれの送付のやり方をまとめてみましょう。
<iPhoneに送る場合>
Live Photosの写真をiPhoneに送信する方法は以下の通りです。
1、LINEアプリを起動する
2、トーク画面を選択する
3、画像の送り先(トークルーム)を開く
4、左下にある[画像]マークをタップする
5、下からカメラロール内の写真が現れるので画像一覧を表示する
6、上段の項目から[Live Photos]を選択する
7、Live Photosの一覧が表示されたら送りたい写真をタップする
8、左下にある[ORIGINAL]をタップする
9、右下の[送信マーク]をタップする
ここで注意したいのは、Live PhotosをiPhoneに送る場合、送付できるのはオリジナルの3秒動画のLiveと長時間露光だけです。ループとバウンスに関しては静止画として送られてしまうので注意しましょう。
<Androidに送る場合>
Android端末に送信したい場合は、写真アプリを使って送ります。送り方は以下の通りです。
1、[写真]アプリを起動して、下段にある[アルバム]アイコンをタップする
2、画面を下にスクロールして[メディアタイプ]という項目から[Live Photos]を選択する
3、画像一覧から送りたい画像を選択する
4、選んだ画像が表示されたら左下にある[共有]のアイコンをタップする
5、下段にアプリのアイコンが表示されたら[LINE]をタップする
6、送信先リストが表示されたら、送信先を選択し、ポップアップ画面右上の[転送]ボタンをクリック
7、送信完了
この方法でLive Photosを送ればLiveと長時間露光以外にも、ループとバウンスの写真を送ることもできます。エフェクト加工したLive Photosを送る際にはこの方法を試してみるのがよいでしょう。