Xperia1 VIはソニーが誇るカメラ・テレビ・スピーカーなどの高機能を取り込んでいます。ここでは最新フラッグシップモデルであるXperia1 VIの内蔵スピーカーなどオーディオ面の進化ついてまとめてみましょう。
【ソニーが誇る本物の音をスマホで体感】
Xperia1 VIでは内蔵スピーカーの臨場感、迫力をシリーズ最高レベルに大きく向上させています。映画視聴時にはサウンドバー「BRAVIA Theatre Bar 9」の包み込まれるような立体音響空間を体感できたり、音楽を聴く時にはニアフィールドパワードスピーカー「SA-Z1」を彷彿とさせる立体的なミュージックステージを再現したりしています。長年ソニーが培ってきた音楽と映画を楽しむための音作りノウハウを惜しげもなくつぎ込んでいます。ソニーがこだわったのは「ダイアログ」と「ボーカル」で、その音にできる限り何も足さずに、何もひかないことです。
【オーディオ面の進化】
アスペクト比の変更やディスプレイ解像度などが話題となった最新シリーズXperia1 VIですが、オーディオ面でもスピーカーユニットの刷新やイヤフォンジャックの設計変更などのアップデートが行われています。
<スピーカーユニットが刷新>
Xperia1 VIでは搭載されている2基のスピーカーユニットが刷新されています。ユニットの振動が大きく、低域や大音量での再生時に歪みを低減する構造が採用されています。それによって低減のレスポンスは向上し、全帯域でよりクリアなサウンドを実現しています。
<サウンドチューニングの変更>
サウンドチューニングは新しいスピーカーユニットを活かすために変更されています。前モデルのXperia1 Vと比較すると、70Hz~170Hzの低域の音圧レベルが20~80%向上しました。10kHz近辺の高域の音圧レベルも10~25%向上したことによって、ワイドレンジで豊かなサウンドになっています。
<イヤフォンジャックも進化>
Xperia1 VIではスピーカーだけではなく、イヤフォンジャックも進化しています。DACなどAudio ICが従来よりも高性能なものに刷新されたのはもちろん、基板回路の設計も改善されています。左右の音声信号の配線を見直し、干渉が起こりにくい設定になりました。またグラウンドの抵抗を徹底的に低減し、Xperia1 Vと比べると50%低減に成功。空間表現や低音再現が向上しています。