Xperia1 VIのカメラ性能を徹底解説

ソニーから新しく登場した最新機種「Xperia1 VI」はカメラ性能に優れています。ここではXperia1 VIのカメラ性能にフォーカスしてまとめてみましょう。

【Xperia1 VIの搭載レンズとセンサー】
Xperia1 VIのレンズは、
・超広角 16mm
・広角 24mm/48mm
・望遠 85-170mm
の3種類です。
85mm~135mm、170mmまでは光学ズームで対応することができ、望遠レンズをテレマクロレンズとして使用できます。
Xperia1 VIに搭載されているセンサーは「Exmor T for mobile」というもの。これは前モデルであるXperia1 Vで開発したものになります。このセンサーは暗所撮影でノイズを抑えたサイズが可能です。


【新しくなったカメラアプリ】
Xperia1 VIでは従来のカメラアプリと異なり、リニューアルされています。従来のカメラアプリでは写真撮影に特化したPhotography Pro、映像撮影に特化したVideography Pro、Cinema Proという3つのアプリがありました。Xperia1 VIではこの3つのアプリが1つのカメラアプリに統合されてより使い勝手が良くなっています。

従来までのCinema ProアプリはVENICE開発チームが監修に参加。非常に細やかな設定ができるアプリだったものの、今回新たに登場したカメラアプリではシンプルなUIで初めて使う人でも迷うことなく使えるものになっています。必要最低限のホワイトバランスやISO、シャッタースピードなどの設定が備わっています。

カメラアプリの撮影モードでは「プロ/ぼけ/写真/動画/スロー/その他」と分けられていて、左右のスワイプで切り替える方式となっています。一番左にある「プロ」がこれまでのPhotography Proに相当します。

それぞれのモードの詳細は以下の通りです。

<写真モード>
撮影モードの「写真」ではズームの望遠端が7.1×となっています。これによって0.7×から7.1×(16mm相当から170mm相当まで)は画質劣化がないシームレスなズームを実現しています。

<ぼけモード>
ぼけモードは、多くのスマホ端末でポートレートモードと称している機能と同じです。ぼけ具合のコントロールも可能です。

<プロモード>
プロモードはこれまでのPhotography Proを継承するモードです。従来は横位置時と縦位置時で画面デザインが異なり、横位置時には画面にシャッターボタンはなく、物理シャッターで撮影するスタイルでした。今回のカメラアプリリニューアルに伴いそれを全面改定。縦位置時のデザインテイストを横位置時にも適用しており、さらに使い勝手が良くなっています。縦位置時と横位置時で整合性が取れており、分かりやすくなっているものの、Fnキーを押さなければ細かい設定ができなくなっているので注意しましょう。

またプロモードには「コンピュテーショナルフォトグラフィー」のオート/オフモードが付きました。コンピュテーショナルフォトグラフィーが働くとハイライト部分が抑えられます。コンピュテーショナルフォトグラフィーを「オン」にすると連写が使えなくなるなどの制限はあるものの、写真モード時とほぼ同じ写りをプロモードでも楽しめるようになっています。

 

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