タブレットならプロ級デジタルアートを制作できる?メリットと必要アイテム

タブレットを利用すればプロの芸術家や漫画家が描いたような絵を、素人でも完成させられます。今や紙ではなく、タブレットに描く時代!?ここでは、デジタルアートについてお話ししていきます。

●デジタルアート制作のメリット
〇やり直せる
ペンや絵の具で絵を描くと、間違ったときにやり直しがききません。うまくごまかすしかありませんし、失敗しないように書くのもストレスのかかる作業でしょう。タブレットを使ったデジタルアートならば、そんなストレスからは解放されます。何度間違っても、やり直しがきくからです。戻るボタンで戻ったり、消しゴムで消したらいいだけ。スケッチ、ペイント、描画などのような描き方でも簡単にやり直しがきくのは、デジタルアートならではでしょう。より完成度の高い、満足のいく作品が仕上げられます。

〇いつでも絵が描ける
従来の芸術は、まずスケッチブックなどキャンパスが必要でした。そして絵の具や水、テーブルや椅子など描くためのあらゆる環境を整えなければなりませんでした。今でも紙にイラストを描くような場合は、同様の準備をしなければなりません。しかし、タブレットを使ったデジタルアートなら、これらの用意は必要ないでしょう。いつでもどこでも本格的な絵が描けるので、時間や場所を気にする必要がないのです。ちょっとした隙間時間や待ち時間、アイディアが浮かんだ瞬間に創作に取り掛かかれるのです。芸術家にとって、何者にも邪魔されない制作環境は理想的といえます。

〇下描きが溜まらない
ちょっと前までの作家や漫画家は、うまくいかないと原稿をぐしゃぐしゃに丸めて投げているようなイメージがありましたね。実際、イラストを描いていると修正の繰り返しです。ここを間違ったから書き直すと言うレベルではなく、線を入れてみたけれどイメージと違ったから別の形がいいのかもしれないとか、あるいはここだけ色を変えたほうがいいのかもしれない、とか。とにかく絵を描くと言うことは、あらゆるパターンでの試行錯誤が必要となってくるのです。だから従来の芸術の場合、ゴミとなってしまう下書きが山のように出てしまったのです。タブレットで作るデジタルアートなら、そんな下書きが溜まってしまうこともありません。デジタル保存で何枚でもさくっと残せますし、それらを見比べることも可能です。山のようなゴミが溜まってしまう心配がないのも、デジタルアートのメリットでしょう。

●デジタルアート必要アイテム
〇液晶タブレット
パソコンでイラストを描くよりも、タブレットの方がより自然に描けるでしょう。タブレットを机に置けば、従来のスタイルと同じ方法でイラストが描けます。パソコンの場合、視線は前向きになってしまいます。しかし、タブレットならば視線は下向き。より描きやすく感じられるのです。

〇タッチペン
スマートペンなどのタッチペンは、必要不可欠です。メモやスケッチをその場でデジタル化する機能があるため、快適にデジタルアートを楽しみたいなら必ず購入しましょう。