バルミューダがスマホを発売!「BALMUDA Phone」の魅力に迫る

2021年11月に発売されたバルミューダスマートフォン「BALMUDA Phone」は、SIMフリー版に加えて、ソフトバンクでも取り扱いがあります。発売直後からその価格とスペックについては厳しい意見も多かったのですが、今回は「BALMUDA Phone」のスペックについてまとめてみましょう。

スマホ市場に新規参入したバルミューダ
バルミューダが発売したBALMUDA Phoneは、バルミューダがデザインを手掛け、端末製造は京セラが行っています。国内メーカーとしてはスマホ市場に久しぶりの新規参入したことから、メディアでも話題になりました。

バルミューダは2003年に設立、パソコン用のスタンドを第一弾製品としてスタートした会社です。その後2010年に発売した「GreenFan」は数千円程度の扇風機市場に3万円台の製品を投入したことで注目を集め、人気を集めました。またトースター市場にも2万円を超える「BALMUDA The Toaster」を発売し、大ヒットを記録したことでも記憶に新しいです。


【BALMUDA Phoneの特徴とは?】
BALMUDA Phoneの特徴と言えばなんといってもそのデザインです。「河原の石ころをイメージした」と言われるBALMUDA Phoneの、背面は独特な丸みを帯びた形状をしており、その中心には「Balmuda」のネームが刻まれています。この石ころのような形状はフィット感がよいものの、現在のスマホの使い方を考えるとやや扱いにくい形状とも言われています。背面が大きくラウンドしているBALMUDA Phoneは、机の上に置いた時に回転してしまったり、タッチ操作をしようとした時に動いてしまったりすることもあるかもしれません。ただボディはコンパクトなサイズ感で138gと軽く、胸ポケットやパンツのポケットにも入れやすい大きさとなっています。カラーはホワイトとブラックの2色で、独特のシボ感のある仕上がりと手触りはユニークです。

【BALMUDA Phoneの機能面】
BALMUDA Phoneには2500mAhのバッテリーが搭載されており、これを本体下部のUSB Type-C外部接続端子、Qi対応のワイヤレス充電で充電が可能です。またボディ背面の上部には、カメラと指紋センサー内蔵電源ボタンが対称的にレイアウトされています。指紋センサーを内蔵している電源ボタンは、基本的には側面に備えられているのが一般的なので、この位置に配置されているのは新鮮です。

またBALMUDA Phoneの背面カメラは4800万画素CMOSイメージセンサーF値1.8のレンズ、全面カメラは800万画素CMOSイメージセンサーF値2.0のレンズをそれぞれ組み合わせているシングルカメラです。

【独自アプリが魅力のBALMUDA Phone】
BALMUDA Phoneには標準でプリセットされる独自アプリがいくつかあります。「Scheduler」「Memo」「Watch」「Calculator」などのアプリが搭載されていて、ホーム画面もショートカットやカスタマイズができるユニークなものを採用。例えば「Scheduler」ではピンチ操作によって、日・週・月・年と切り替えが可能。初期設定時にはピンチ操作による動きを視覚的に理解させるアニメーションが流れるなどオリジナリティが溢れます。